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目立たない歯列矯正・インビザラインを失敗しないために、装着時間を守るには?

以前、インビザラインについて記事を書きました。

【写真つき】目立たない矯正"インビザライン"でガチャ歯をしれっと治した話 - やわらかミニマリズム

インビザラインは透明マウスピースを使用する歯列矯正のことです。マウスピースは自分での付け外しが可能なため、付けないでいたり無くしてしまうと治療がうまくいかない可能性があります。

 

ただ、旅行中やお出かけの時などはなかなか付けたままというわけにもいきません!

ちなみに私は治療期間が華の大学生時代と被ったため、「飲み会」「お泊まり」「旅行」等のインビザライン阻害イベントは浴びるほど経験してきました。

せっかくの楽しみをマウスピースのせいにはしたくないですよね。

 

この記事ではそんな私が装着時間の壁をどう乗り越えたかをご紹介したいと思います。

インビザラインとは

過去記事に詳しく載せています。

www.sasorinista.com

 

簡単にいうと、

①目立たない(透明マウスピース使用)

②通院が(比較的)

③付け外し自在 

 

な、夢のような歯列矯正のことです。

多感な高校生時代からお年頃な大学生時代まで大変お世話になりました!!!

 

意外と余裕?な装着時間

インビザラインの装着時間は、1日平均20時間以上となっています。

 

食事や歯磨きの時は外すので、外している時間は

1時間×3回(朝昼夕)=3時間

 

1日に装着している時間は大体

24時間−3時間=21時間

 

多く見積もってもこんな感じです。

普段の食事に丸1時間かける人はあまりいないと思いますが、高校の時だと友だちから食後にお菓子のおすそ分けをもらったり、、とかあったので休憩時間は丸々つけていないことも多かったです。

 

ということで、計算上は意外と楽に思えてくるのです。

 

実は意外に難しい

計算上は意外と楽に見える「20時間」ですが、実際やると結構難しいです。

 

仕事の接待で食べ物が出るとき

 

これ、ダイエッターや断食中の方も辛いところではないでしょうか。

接待で食べ物が出たとき、絶対食べなければいけない雰囲気になりますよね?

そう思うと待ち合わせの前には装置を外し、終わるまでつけられない(小1時間)

飲み物であれば装着しながらでも摂取は可能ですが、虫歯や着色の原因になるので基本的に水以外の飲み物を飲む時も外していました。

 

旅行のとき

食べ歩きをするとなればいちいちつけたり外したりしていられません。

タピオカは飲み物ですが噛まないといけないので装置は外してください。

屋外に出ていれば外すタイミングも自ずと昼食後とかになるので、それから夕食までずっとつけられない、なんてこともあります。

そもそも歯磨きするタイミングないしな・・・

そして結局夜しかつけない。。

 

飲み会のとき

旅行よりは矯正阻害レベル低めな案件ですが、お若い学生さんは朝までオール!!卍なんてことも多いかと思います。すると20時から始まったとして朝まで外していれば下手すると10時間もつけていないことになります。数字にすると結構怖いですよね。。

 

お泊まり♡のとき

逆に全てのインビザラインユーザーに問いたい。

彼氏彼女さんとお泊まりするとき、装置どうしてた?と。

 

ちなみに、装置をつけたままキスはできます

でもすみません。私は外しました。

なんか無理で、外しました

 

つまり、お泊まりをしても人によっては数時間装置を外すことになります。

 

なんだかんだでうまくいった

いろんなことがありましたが、2週間に1度の交換がズレこむことなく定期の受診時にも先生から「順調ですね」と毎回お言葉をいただきました。

私がなるべく心がけたことをご紹介します。

 

周りの友人に矯正していることを伝えておく

休憩時間が始まるときや外食に行くとき、席に着いたら装置を外すためにまずはトイレに直行していたため、怪しまれないか不安で(笑)伝えておきました。自分も相手も気楽に過ごせますよ。

 

仕事やお出かけ、旅行の時はわりきって外した

食事の伴う仕事がある場合は、その時間に限り装置を外して出かけました。休日のお出かけや旅行のときも予定が終わるまでは外しっぱなし。

もちろん、新たな装置1〜3日目までは着脱時きつくて痛いし、あと10日くらいで歯はちゃんと動いてくれるのか?と心配になりましたが、大丈夫。

思いっきり長時間装置を外して生活した次の日はなるべく装着時間を長くすることを心がけていたら、ちゃんと歯は動いてくれました。

 

「平均20時間」は意外とリカバリーが可能でした。

飲み会の時は寝落ちにだけ気をつけた

泥酔せずにちゃんと家に帰るか、宅飲みの場合は寝落ちにだけ気をつけて、みんなが解散してから歯を磨いて、就寝。

インビザライン中の歯は基本的に虫歯治療ができない(詰め物とかすると歯列に影響する)ので、歯を磨かず寝るということがないよう、そしていくら就寝時間が遅くともちゃんと装着して寝ることを心がけました。

お泊まり♡の時は寝る前に装着

ラブラブなムードをぶち壊した覚えはない(私には)のでおそらく大丈夫だったんだと思います。たぶん。

そういう雰囲気になったら外してた気がします。たぶん。

相手にも矯正していることは伝えていたし「あ、別に気にしないでいいよー」って言ってくれる場合がほとんどだと思うので。。

こちらも寝落ちには気をつけて、寝るぞ!ってなった時に歯磨きをして、装着して就寝。

 

数ヶ月装着せずにいたら失敗しワイヤー生活に

1日くらい外したままでもまだ、リカバリーは可能です。しかし、数週間、数ヶ月というレベルになると失敗する場合があるのでそこは気をつけてください。

 

歯が並び終えた頃に一定期間装置をはめずに噛み合わせを合わせる期間がありました。そのときに先生から「○ヶ月後に来てくださいね」という指示があったのですがそれを忘れて○か月以上装置をはめずにいたら、その通り歯並びが再び悪くなってしまい、治療期間が伸びてしまいました・・・泣

 

しかも予定していなかったワイヤー矯正を一時期行うことになり、その分の治療費も5万円ほど上乗せになってしまうという。

 

歯が並び終えたからと言って油断していたんですね。

保定期間や、調整の期間って本当に大事です。

 

私の場合はまだ、そのあとリカバリーが効き成功したのですが、後戻りが効かない場合もあるかもしれません。

みなさんも、矯正が完全に終了するまでは気を引き締めて、なんとか耐えてください。。!

 

【番外編】保定装置には気をつけろ

綺麗な歯並びが完成すると、最終段階として歯並びを固定する期間(=保定期間)に入ります。私は歯を動かす段階のぴっちり歯形にあった装置ではなく、それよりもゆるめのかぽっとはめる装置を付けていました。

 

透明で目立たないのですが、ゆるめで前歯だけに装着するタイプになっているので、しゃべると入れ歯が外れそうな高齢者の気持ちを味わえます。貴重ですので医療福祉従事者の方は体験されるといいですよ。

 

大学の講義の中でそこまで親しくない子たちとグループワークになったとき、私が発言している途中で保定装置が抜け、口から発射

→まっさらな机に装置着地

→その様子をしんと乾いた空気の中グループの子たち目で追う、状況をよくわかっていない様子

→すかさず机に置き去りになったかわいそうな装置を回収する

→何事もなかったように発言を再開

という世にも奇妙な5秒間を体験したので満を辞して言います。

保定装置、気をつけて。

いろんな意味で失敗しないように。

 

まとめ

 1日くらいであれば装着時間が短くとも翌日以降からしっかり装着することでリカバリーが可能です。1日も早く綺麗な歯並びに治したいのが本音だと思います。周りの協力も得ながら、ストレスなく矯正生活を送っていきましょうね。