やわらかミニマリズム

シンプル×癒しを、やわらかめに。

韓国留学での14日間隔離レポ「ストレス溜めるな!」

最近は慌ててトイレに手を突っ込むこともなくなりました(諦めた)(前記事参照)

さそりです。

今回は夏期間の韓国隔離を振り返りたいと思います。

冬学期から入国される方は隔離条件の動きも出ているためそわそわされているかと思います。

 

私は隔離がなかなか不安だったタイプの人間です。

なぜなら、休日1日に1回は外に出ないとシャキッとせんな〜というタイプだからです。

別にアウトドアタイプってわけでもありません。

1日1回は外の空気を吸わないと鬱々してしまうタイプです。

 

それでもなんとか精神を病むこともなく乗り切りました。

これからの方の参考にされば幸いです。

ホテルのスペック

なぜホテルにしたか

私はホテル隔離でした。

正直料金面から言うとエアビーなどで部屋だけを予約した方と比べれば割高です。

初渡韓で韓国語も初級1級レベルのため、いろいろトラブルが起こるのも面倒だと思い、ここは金にものを言わせることにしました。

料金やサービス

14日間で16万円ほど。1日2回の食事と水分の提供(確か2L3本まで無料)

空港→ホテル、ホテル⇄PCR検査が行われる保健所×2回の送迎も料金込み。

ちょっと不思議な間取り

広さは大体10〜12畳。広々としていたため床に寝て筋トレをしたりダンスしたりできました。(結構重要)

あまりに狭いお部屋だと気持ちが苦しくなっていたと思います。この広さでよかったです。

ただ、不思議だったのは部屋の外側の作りです。

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自室から出てすぐの場所が隣のお客さんのスペースになっていたのです。

基本的に外に出られないので問題なかったのですが、食事がピンクの部分に届くため、お隣さんがキッチンで何かしていれば鉢合わせになり、ちょっと気まずかったです。

 

基本的にはシャワールームも部屋も広くて快適でした。

 

隔離生活中にやったこと

隔離開けまでのカウントダウンカレンダー作成

作るつもりはなかったのですが、あまりにも14日間が長く感じられたため、2日目に作りました。

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シミがついてて汚くてすみません。。。

これに毎晩バッテンをつけるのが最高の楽しみでした。

隔離中の楽しみな予定などもこれに書き込みました。

 

電話

なんと言っても電話が最高でした。

友達が頻繁に電話をかけてくれたため寂しさが紛れました。

オンライン飲みと称してその日だけカフェのケーキやコーヒーをペダルしたのは今となっても感慨深いです。

映画鑑賞

あとは気になっていた映画やアニメの鑑賞。

あまり集中力が続かないタイプなので映画なら多くても1日2本、アニメなら1日3話くらいが限界でした。韓ドラが大好きな方はこの機会にたくさん観ることをお勧めします。

ダンスや筋トレ

体を動かしていないとすぐに腰を痛くしてしまうタイプなので、筋トレはなるべく毎日行いました。友達と電話しながらやるのも楽しかったです。

隔離中は昼夜逆転しないことを特に気をつけて過ごしました。

ちゃんと日中に疲れて寝たかったので、夕方くらいからYouTubeで「全身運動」と検索して出てくるエクササイズをやりました。

あとはTikTokの話題のダンスをコピーすることに徹していました。

 

LINEスタンプ作り

案外簡単にできるし、楽しいのでおすすめです。

自分のペットの写真を駆使し、完成品を家族や友達にバンバン配りました。

スタンプの承認も2日以内には終わり作ってから割とすぐに使うことができました。

 

特にやらなかったこと

勉強

ガツガツとした勉強は特にしませんでした。

14日間で韓国語を少しでも覚えたい!と言う気持ちもなくはなかったのですが、隔離中はストレスになった時に発散しづらいです。やるとしても気楽にできる短い日記をたまに書くくらいでした。

韓国語は隔離が開けてからいくらでも勉強できます。

 

ブログ執筆

自分でおい!って突っ込みそうになりましたが・・・

私の場合はやりませんでした・・・

というか、日常生活で気の乗らないことは、隔離中にも気は乗りません。

長らくブログ執筆をさぼっていたので「隔離中こそは!」と気合を入れてPC周辺機器を揃えたもののパソコンでしたことといえばネトフリ鑑賞くらいでした。

 

持っていってよかったもの

小さめのポリ袋・ビニール袋

ツイッター民から情報をいただき、必要になるかはわからないけど一応持っていったものです。

結論、持っていって正解でした。食事を残した時に残飯を入れです。

冷凍保管し、退去日に一気に捨てます。

最初は頑張って残さないように食べていたのですが、唐辛子をざく切りに切って小女子と和えただけの辛いだけのおかずばかりが出るようになり、限界を感じて無理せず残すようになりました。。笑

このあと割とすぐに飽きが来ました。泣

 

隔離中は消費エネルギーも少ないため(万歩計が100歩行かないのが普通)おかずが美味しい日でもお弁当を食べきれないこともありました。残飯が増えて冷凍庫もパンパンになってきた頃は欠食にしてもらうことも。

梅茶漬け

こちらもツイッター民からの情報で「辛い物を食べていると酸っぱいものが恋しくなるらしい」とのことで購入。

結果的に、その通りでした。

なんなら隔離が終わった今も味が恋しいくらいです。。。

 

ちょっとした贅沢品

私もびっくりしたことなのですが、隔離中って、かなり感覚が敏感になります。

刺激が圧倒的に少なくなるためです。

自分が持ってきたもの以外の刺激を受けることがありません。

 

隣の部屋の音にもとても敏感になりました。私は隣の人の生活音から「隣人があと何日で隔離終了するか」を見事当てるという、もう一生役に立たない感覚を身につけてしまったほどです。

 

嗅覚も敏感になりました。そのため、持参したサボンのソープを1日の終わりに使うことが何よりの楽しみでした。シャワータイムでもないのにボトルを開けてスーハーと嗅いだり。。今考えると狂気の沙汰です。

 

隔離中は何か1つでも自分の気持ちを上げてくれるようなアイテムを持っていくのが吉です。

プロテイン

これは完全に趣味のために持ってきたものですが、お弁当の内容があまりに質素でタンパク質をほとんど摂れない日もあったため、結果的に持ってきてよかったと思いました。

ただ、結構荷物にもなるし普段から飲まれない方はなくてもいいと思います。

 

持っていけばよかったもの

意外と緑茶のお茶パックが恋しくなりました。

これもツイッターでどなたかが持ってきてよかったものとして書いていました。

まさか〜とは思いましたが、隔離中は持参したものか提供されるものを摂取するのが基本です。案外、飲みたくなりました。

おすすめの過ごし方

第一に、ストレスを溜めない生活をおすすめします。

いろんなことから解放されて渡韓される方がほとんどだと思います。ここは割り切って自由時間だ!!というラフな気持ちで過ごすくらいがちょうどいいかもしれません。

 

あとは、食材に関しては備あれば憂いなしだなーと思います。

刺激の少ない隔離中、食事は最強のエンターテイメントです。

食材をほとんど持ち込まなかった私は我慢できず、初めて配達を電話で注文した時、本当に緊張しました。。

それもそれでいい経験でしたが(笑)しょっぱいもの・酸っぱいもの・甘いものとジャンル分けして持っていくと食欲のバランスも取れるかと思います。

 

あとはコロナ規制が緩和され、隔離自体がなくなるといいですね。

この記事がこれから隔離される方のお力に少しでもなれたら幸いです。