やわらかミニマリズム

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【留学1ヶ月目レポ】切実にネイティブ友達がほしい日本人留学生

渡韓して1ヶ月、隔離が終わって半月が経った。

便器にティッシュを流してはいけないのに2日に一度は落としてしまい、迷いもなく便器に手を突っ込むようなとても充実した日々を過ごしている。周りの人からゆったりした印象を持たれがちな私だが、その瞬発性と言ったら吉田さおりも顔負けかと思う。

 

ある程度生活については学習したため大きな不便は感じていない。

身の安全が確保できたところで、ようやっと留学の本題である「語学勉強」の悩みに衝突する。

ネイティブ友達がほしい

留学生の切実な悩み、それはネイティブの友達ができないということ。

 

意外なように思われるかもしれないが、これが案外、できない。

 

確かにこのご時世、オンライン授業が主流でネイティブどころか同じく留学生のクラスメイトにすら直接会ったことがない。

しかし、このことはあまり関係ない。

 

留学生活でネイティブの友達を見つけ、さらに常日頃からお付き合いするには自分で開拓するほかない。

 

考えてみれば、自分が学生や社会人だった頃、身近に留学生がいたとして交流会で交流することはあってもその関係が日本人の友達同様の密度で続くことはなかった。

それと同じなのだ。

 

自分には韓国人彼氏がいて、その友達(男)も実は紹介される。しかし、私がほしいのは常日頃から気軽に連絡を取り合えて、たまにカフェで一緒にお勉強のできるような同性の存在なのだ。

 

アプリはなんか無理

もちろん、文明が発達したこの世の中にはインターネットでの交流の場も存在する。

なんならアプリ上での日本人女性は売り手市場で、ネイティブ男性からは非常に人気がある。なぜかは知らん。

「今、隔離中です!」なんて投稿した日にはメッセージが20件以上来る。

もちろん彼らは会うのが目的!

 

でもアプリの中の異性と会うのはいろんなリスクがあるし、自分には彼氏がいるので論外。彼氏のいない友達も、怖いしなんか無理と言っていた。

 

ちなみに、アプリの中だと女性の友達はかなりできづらい。なぜなのかは知らん。メッセージしていても切られてしまう。。

 

 

シェアハウスなのに友達できない

私の住むシェアハウスには日本人は私だけ。

この状況、初めてオーナーから聞いた時にかなりおいしいと思った。

キッチン共用だし、食事をする時くらい食堂に人が集って言語交換が可能なのでは!?

 

答えはNOだった。(滞在1ヶ月目現在)

 

誰も食堂に来ないのである。

 

一人ポツンと食堂に座り、キムチにレンチンご飯という質素なご飯をボソボソ食べていると誰かがやってくる。

しかし用事が済めばすぐに自分の部屋に戻ってしまう。

 

こ、コロナ時代だからかな・・・(理解のこじつけ)

 

シェアハウスにもいろいろあり、ここはおとなしめのカラーのようだ。

 

 

古着屋のお兄ちゃん

近くにわりと大きな市場があるので、一人で散歩したことがあった。

市場には値札のついていない商品もたくさんあり、店員さんに自分から値段を聞く必要がある。

これが案外、語学初心者にとって貴重なネイティブとの会話場面になる。

初めて口にする言葉もあって、楽しい!

 

若者向けの古着屋さんに立ち寄った時に、私が店員さんへ「試着していいですか」と聞いた時に彼は私に興味を持ってくれた。日本語が少しわかるらしい。その日はお金がなかったしほかのお客さんもいたため長く話はできなかった。

 

友達のいない私はこのチャンスを無駄にできん!!!と本能で感じ、

翌日現金を握りしめ、店員のオニイチャンとの接点を掴むためだけに昨日試着した、今から着るにはまだ早い白いセーターを買いに行った。

彼は覚えてくれていた。

 

よし。

 

そのお店の服も結構かわいいので、少しずつ通って彼の女友達を紹介してもらう算段である。(もちろん彼との交流ありきだけど)

 

 

客という立場を利用しない手はない

このように、客という立場を利用しない手はないと感じた。

誰かも言っていた。行きつけのカフェを作ると、ある時店員さんがそれに気付き心のドアが全開になると。

次はカフェ探しをしようと思う。

この、自分の手で人脈を作っていく感覚、私が日本にいた時に枯渇していた感覚だ・・・。

こういうのに酔いしれるのって留学の醍醐味の一つだよね。