やわらかミニマリズム

シンプル×癒しを、やわらかめに。

高級紅茶TWG Teaを贅沢に飲み比べしてみた

 

先日、シンガポールのお土産でいただいた紅茶があります。

 

 

 TWG Tea(ティーダブリュージーティー)の紅茶です。

 

しっかりした作りの箱で「おそらくそこらの市販紅茶とは全然違うだろう」と思いさっそく淹れて飲んでみたところ、全く違うどころか紅茶の概念がガラッと変わってしまいました。

 

TWG teaとは

シンガポール創業の高級紅茶ブランド。ブランドロゴの1837とはシンガポールが茶やスパイスなどの貿易拠点となった年なのだそうです。日本にも店舗を展開しています。紅茶のほか、店舗ではアフタヌーンティとしてティーフードも展開しています。

 

メイドイン・シンガポールは珍しい

紅茶をくださった方はシンガポールに旅行していたそうで。いただいた時にお話してくださったことが印象的でした。「シンガポールは植民地時代が長かったためにメイドインシンガポールのものが少なくて。珍しかったから買ってきた。」

お土産のエピソードトークとして満点すぎません?そんなこと言われたら期待が高まっちゃうじゃないですか。

 

実際に調べてみると、イギリスや日本の植民地時代を経て分離独立したのが1965年。かなり最近のようです。

” オシャレ紅茶”への偏見

普段から紅茶を飲むわけではなく、「あれば飲む」「出されたら飲む」「日◯紅茶しか知らない」紅茶に対して一般人レベルでの関わりしかない私なのですが、

なんとなく、今まで私がプレゼントでいただいてきたオシャレな紅茶って

 

飲むまでの香りはいいけど、飲んだらお湯の味しかしない

 

というイメージがあります。ありませんか?笑

 

今までお安いのしか飲んでこなかったからですかね。それか私の味覚が貧相なのか。

「飲むまではパッケージがかわいくて、乾燥した状態の茶葉の香りもいいんだけど、いざお湯を注いで飲んでみるとあら不思議。香りづけしたお湯やんか。」みたいな現象によく遭遇します。

 

だからこそTWG teaへの期待が高まります。 

贅沢に3種を飲み比べ!

せっかくいただいた高級お紅茶3フレーバーを一気に飲み比べすることにしました!こんな贅沢な試みは初めてです。今回はシンプルにお茶だけの飲み比べと、後述しますが途中から和菓子との食べ合わせもやってみました。

 

 

以前あたしンちという漫画原作のアニメで、一家に高級食材マツタケが届くという回があったのを思い出しました。これをどうやって食すか?焼くか?炊き込みご飯にするか?家族で意見が割れてしまうというしょうもない内容なんですけど、今思うと高級食材を目の前にすると、どう食すかを迷ってしまうのです。

 

こってり・しっかりめなベリー風味「ブラックティー

まずは熟したベリー、アニス、キャラメルが配合されているブラックティ。

 

 

さすが黒茶。お色は濃いめです。

テイストはほかの二つと比べると濃く、しっかり、こってりした印象。お上品な苦味があります。どんなお菓子と合わせても間違いなく合うと思います。

あとから他サイトを確認したところ、ブラックティはTWGの中でも一番人気なのだそうです。

 

夏の澄み渡る空を連想させるスッキリ系「ホワイトスカイティー

 

茶葉の香り・淹れた風味は3種類の中で一番すっきりしていました。

ただ、私の語彙力がなくてこのすっきり加減を表現しづらいです・・・

人に例えていいのであれば、「夏の暑い日に白いタンクトップを着て、自転車に乗ってやって来た満島ひかりさん」です。

 

・・・例えがキモいって言うなよ・・・

(ファン)

 

そう、何が言いたいかって、名前のごとく澄み渡る空と爽やかで明るい女性を連想させる味ということです。

味覚を表現するのに修行が必要そうですね。

 

バニラ風味でとろみのある「シルバームーンティー

最後はグリーンティー(緑茶)であるシルバームーンティー

TWGの紅茶ってネーミングがいちいち美しいんですよね。

妄想力豊かな筆者は十五夜の夜、ススキが揺れる縁側で真っ白なお月様を眺めながらお団子とこのお茶を味わうところまで想像済みです。

 

お色はほかの2種類と比べると、やはり”日本茶”風。紅茶のセピア色とは違い、銀杏色。

 

 

シルバームーンティーの上手だなぁと思ったところは、紅茶と緑茶の配合の割合です。だいたい、紅茶:緑茶=2:1くらい。紅茶の上品さと緑茶の甘さの比率がどちらも潰さないくらいのちょうどよさでした。紅茶感が強いので、緑茶感は「ほかと飲み比べるとわかる」という感じです。

 

淹れると緑茶というより抹茶のような風味です。日本茶の甘さとバニラの香りが溶け合います。

 

そして、飲み比べて一番驚いたことを言っていいですか。

なぜかお湯にトロッととろみがつくのです。

ほかの2種もとろみがつく傾向が少しありましたが、このシルバームーンティは一番顕著でした。

お茶菓子と合わせてみる

ここであることを後悔しました。

「お茶菓子との相性を比べる記事でもよかったんじゃね」

 

・・・・・・・・・・今気づくんかーい。

 

キッチンを見渡すと、なんとそこにはたまたま残っていたお彼岸団子が。

 

せめて今カップに残ってるシルバームーンティーとブラックティーとの飲み合わせだけでもレポできないか!?という野生のケチ根性で急遽、飲み合わせの感想をお伝えしたいと思います。

 

(※カップを急遽湯呑みへ変更)

(ジャバーっと入れ替えただけ)

写真ばシルバームーンティです。さすがは緑茶ベース。湯呑みに映えますね。

 

シルバームーンティ×お団子は、私が薄く淹れてしまったからか?あんことお団子生地の風味にお茶の味が負けてしまう気がしました。ただ、薄めのお茶と茶菓子を合わせることもあるので、そこは好みによりそうです。

 

ブラックティー×お団子は相性バッチリでした。さすが不動の人気のブラックティー。洋菓子に合うことは想像できましたが、和菓子にも合うことがわかって収穫がありました。

 

まとめると「3種類じゃ足りない」

テイストがこれほどにも繊細な紅茶を飲んだのは初めてでしたし、私の”オシャレ紅茶”への苦手意識がTWG Teaによって180度変わりました。シンガポールの歴史に思いを馳せながら粋な名前のついた飲み物をゆったり味わうという時間をこの紅茶が作ってくれました。

 

プレゼントなら間違いないですし、あまり高級品に興味のない私が「この紅茶のために働くぞ」と思えるくらい衝撃的でした。笑

 

TWGにはもっと多くの種類のものが展開されているので、気になる方はウェブサイトをチェックしてみてください!

 

▼紅茶を飲む時も大活躍▼

www.sasorinista.com